2024年人文地理学会大会プログラム

大会に参加される方は,大会一週間前(11月16日)までに人文地理学会メ―リングリストに必ず登録してください。学会ウェブサイトのトップペ―ジ左下にある「メ―リングリストに関するご案内」https://hgsj.org/news/hgsj-ml/ より登録可能です。なお,一般研究発表者だけでなく,すべての大会参加者は,2024年人文地理学会大会[第3報]に記載のように,事前の郵便振り込みにより参加費をお支払ください。
*大会への参加申し込み,大会参加費の振込ともに11/14(木)までとなります。

*座長一覧については,下記リンクのPDF版をご参照ください。
2024年大会_座長一覧(pdf)

特別研究発表 11 月23 日(土・祝) 13:30 ~ 16:30

第一会場(3 号館5 階3-501)(13:30~14:55,15:05~16:30)

SP11 衛星画像で見るユーラシアの歴史的都市景観
小方 登(京都大学・名誉)

SP12 青潮文化論と地理教育
戸井田克己(近畿大学)

第二会場(3 号館5 階3-502)(13:30~14:55,15:05~16:30)

SP21 ツーリズム現象再考—ネパールからの逆照射—
森本 泉(明治学院大学)

SP22 エスニック地理学の問題群—南アジア系移民のトランスナショナリズム—
澤 宗則(神戸大学)

一般研究発表 11月24日(日)9:30~14:45

複数名発表の* は報告者

〈口頭発表〉

第一会場(3 号館5 階3-501)(9:30 ~ 14:45)

101(9:30~9:55) 愛知県豊川市における戦争遺跡の保存と利活用—行政・市民の取り組みに着目して—
片桐潮士(京都大学・院)

102(9:55~10:20) 沖縄県国頭郡今帰仁村謝名における集合的記憶の構築—高齢者と高校生のインタビューを通じて—
楊 珺屹(関西大学・院)

103(10:20~10:45) グスク空間におけるUAV レーザー測量の利用と課題—旧志慶真ムラ周辺を事例に—
松井幸一*(関西大学)・楊 珺屹(関西大学・院)・杉本珠美(関西大学・学生)

104(10:45~11:10) 琉球王国那覇港における久茂地川の運河的機能
南出眞助(追手門学院大学・名誉)

105(11:10~11:35) 山本読書室における地誌・地図の収集と蓄積
柴田将吾(京都大学・院)

106(11:35~12:00) 岡山県の地租改正と地籍編製事業—全国に先駆けて事業が展開した地域—
古関大樹(京都女子大学・非)

《昼休み 12:00 ~ 13:30》

107(13:30~13:55) 鵐窟はなぜ二つあるのか?
中村弘行(真鶴町文化財審議委員)

108(13:55~14:20) 南波松太郎旧蔵「国図」について
永山未沙希*(神戸市立博物館)・小野田一幸(神戸市立博物館)

109(14:20~14:45) 英国王立園芸協会と20 世紀初期の女性庭師の誕生をめぐる文化地理学—アマチュアリズム・プロフェッショナリズム・公共圏・ジェンダーを論点にして—
橘 セツ(関西国際大学)

第二会場(3 号館5 階3-502)(9:30 ~ 14:20)

201(9:30~9:55) 食料・農業・農村基本法改正と地理学—基本理念に着目して—
荒木一視(立命館大学)

202(9:55~10:20) 環境用水制度化の背景と持続可能性—仙台市の経験からの示唆—
秋山道雄(滋賀県立大学・名誉)

203(10:20~10:45) 北ノルウェーにおけるサーモン養殖業の発展と地域的課題
川久保篤志(東洋大学)

204(10:45~11:10) 重伝建山村の空間利用における重伝建制度の影響—加賀東谷地区を事例に—
宮下美羽(金沢大学・院)

205(11:10~11:35) 東大阪市における自然災害時対応—消防署・救急告知病院・避難施設の連携—
角野 浩(近畿大学)

206(11:35~12:00) 3府県におけるエスニック・ビジネスに対するホスト社会側の意識・経験ならびに記号的消費の様相
片岡博美(近畿大学)

《昼休み 12:00 ~ 13:30》

207(13:30~13:55) 自治体合併にともなう小学校社会科副読本の変化—京都府木津川市の場合—
香川貴志(京都教育大学)

208(13:55~14:20) 高等学校「地理B・地理探究」記載の「景観写真読み取り」技能習得設問の分析
—「生活文化(衣食住)」の読み取りについて—
久保哲成(神戸学院大学・非)

第三会場(3 号館4 階3-401)(9:30 ~ 14:45)

301(9:30~09:55) 日本における貨物索道の立地と展開
奥野一生(名古屋商科大学・非)

302(9:55~10:20) 消滅可能性自治体の潜在的特性に関する一考察—「人口特性別9 分類」の主成分分析を中心に—
山本 悟(山口大学・院)

303(10:20~10:45) 地方自治体の人的資源不足が及ぼす行財政運営と地域への影響についての予備的考察
佐藤 洋(桃山学院大学)

304(10:45~11:10) 「中心」不在のエスニック・コミュニティ—名古屋市の中国系ニューカマーを事例に—
王 子豪(立命館大学・院)

305(11:10~11:35) イノベーションコミュニティの空間形成—日独ネットワークプロモーターの役割—
シュルンツェ・ロルフ(立命館大学)

306(11:35~12:00) コーホート別国内人口移動が出生数に及ぼす影響—都道府県別の分析—
小池司朗(国立社会保障・人口問題研究所)

《昼休み 12:00 ~ 13:30》

307(13:30~13:55) 日本における国内人口移動の意思,動機と経験
小坪将輝*(東北大学・院)・中谷友樹(東北大学)

308(13:55~14:20) 東京における産業の変化とジェントリフィケーション
藤塚吉浩(大阪公立大学)

309(14:20~14:45) 東京都心の保育所における労働編成—郊外との差異に着目して—
畔蒜和希(明治大学・院)

第四会場(3 号館4 階3-402)(9:30 ~ 14:45)

401(9:30~9:55) 徳島県鳴門市における移動生活者の受容推進施策—労働と観光が一体化した中長期滞在のもたらす影響—
住吉康大(東京大学)

402(9:55~10:20) 武道ツーリズムは日本で定着するか?—日本語と英語の文献レビューをもとに—
和田 崇(県立広島大学)

403(10:20~10:45) 宮古島市におけるツーリティフィケーション
池田千恵子(大阪公立大学)

404(10:45~11:10) ディアスポラの太鼓—「伝統」の八丈太鼓と「郷土文化」としての大東太鼓のあいだ—
菅原 至(明治大学・院)

405(11:10~11:35) 政治的組織体としてのランドスケープ—世界遺産登録をめざすプリウラット(スペイン)の運動—
竹中克行(愛知県立大学)

406(11:35~12:00) 西暦二千年紀人類の価値観に関する統計地理学・言語学的研究—世界価値観調査WVS を中心に—
川西孝男(王立地理学会・フェロー)

《昼休み 12:00 ~ 13:30》

407(13:30~13:55) 可傷性と国境の論理—2016 年以降のバングラデシュにおけるロヒンギャへの対応をもとに—
杉江あい(京都大学)

408(13:55~14:20) 郷土料理の伝承をめぐる空間スケール—「押しずし」を例に—
西村美樹(香川大学)

409(14:20~14:45) 中国における食文化の活用とその特徴—食文化博物館を事例に—
石田 曜(大手前大学・非)

〈ポスター発表〉

ポスター発表(3 号館2 階エレベーターホール前)

*発表者の対応時間は当項末尾に記載
11 月23 日(土・祝)12:00 ~ 18:00(質疑応答時間帯 12:15 ~ 13:15)
11月24 日(日) 9:30 ~ 15:00(質疑応答時間帯 12:15 ~ 13:15)

P01 外国ルーツ家庭の保育サービス選択—空間的・非空間的な要因に着目して—
逢坂由貴(九州大学・院)

P02 戦後沖縄における高台型〈歓楽街〉の店舗構成—1970 年事業所基本調査の分析から—
宮原佑成(立命館大学・学生)・河角直美*(立命館大学)・前田一馬(京都橘大学)・加藤政洋(立命館大学)

P03 地理教育におけるシステム思考とデザイン思考—問題分析から問題解決,社会構想へ—
山本隆太(静岡大学)

P04 行政区画と自然境界線からみる新疆ウイグル自治区の地域的特徴
濱口宗壱朗(防衛大学校・院)

P05 フィジー共和国における観光文化の表象と新たな潮流—ビチレブ島の観光資源を事例に—
渡邉洋心(大阪公立大学・院)

P06 鯖街道の誕生
岡 颯馬*(立命館大学・院)・谷津亮太郎(関西学院大学・院)

P07 近世城下町における治水と課題—松江藩の経済政策と水害との関連から—
髙橋清吾(豊田工業高等専門学校)

ポスター発表者 質疑・応答対応時間帯

    P01 P02 P03 P04 P05 P06 P07
11月23日(土・祝) 12:15~13:15
11月24日(日) 12:15~13:15

研究部会(部会アワー) 11 月24 日(日)15:15 ~ 16:45

*開催教室は各研究部会の欄に記載

第163 回 歴史地理研究部会(3 号館5 階3-501)
テーマ:歴史文化資源の保存・活用・継承の課題
地域の歴史文化資源としての「近代別荘建築」—軽井沢町における保存の現状—   前田一馬(京都橘大学)
人口減少下における指定文化財の分布とその管理に関する予察—四国地方を事例として—   渡邉敬逸(愛媛大学)

コメンテーター 佐藤弘隆(愛知大学)
司会 河角直美(立命館大学)

第150 回 地理思想研究部会(3 号館5 階3-502)
逸脱する地理学者 佐々木高明   池谷和信(国立民族学博物館・名誉)

コメンテーター 米家泰作(京都大学)
コメント&司会 二村太郎(同志社大学)

第71 回 都市圏研究部会(3 号館4 階3-401)
テーマ:親しみやすい都市紹介の試み—『日本の都市百選』刊行の経験から—
地理学者が考える面白い都市とは?   牛垣雄矢(東京学芸大学)
都市地理学者による親しみやすい都市紹介とは?   稲垣 稜(奈良大学)

司会 山神達也(和歌山大学)

第59 回 地理教育研究部会(3 号館4 階3-402)
野外実習の実践と学校教員の仕事環境   射手矢 武(清風南海中学校・高等学校)

コメンテーター 斎藤清嗣(光泉カトリック中学校・高等学校)
        佐藤浩樹(神戸女子大学)
        常井仁美(岡山県立玉野高等学校)
コーディネートおよび進行 河本大地(奈良教育大学)

第9 回 観光空間研究部会(3 号館4 階3-403)
ツーリストの旅行経験に関する考察—美的なまなざしが及ぼす地理的想像力と倫理観の形成を中心に―
薬師寺浩之(奈良県立大学)

コメンテーター 間中 光(追手門学院大学)
司会 池田千恵子(大阪公立大学)

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