2021年人文地理学会大会プログラム

今年の大会はCOVID-19(新型コロナ感染症)の影響により,関西学院大学を大会開催本部として,オンライン開催となります。大会に参加される方(発表者,特別研究発表の座長及び書記を含む)は,大会一週間前(11/13)までに人文地理学会メーリングリストに必ず登録してください(学会ウェブサイト(https://hgsj.org/)のトップページ左下にある「メーリングリストに関するご案内」より登録可能です。なお、メーリングリストに一度ご登録いただいている場合には、新たな登録手続きは不要です。)。この手続きを経た方に対し,『2021年人文地理学会大会研究発表要旨』の閲覧方法,オンラインでの質疑の方法,発表者の方々には発表に関する様々な情報など,大会実施に関わる諸情報を発信します。なお,既報の通り2021年大会の(一般研究発表者以外の)参加費は無料です。

特別研究発表 11月20日(土)13:00~16:00  *オンライン&オンタイム開催

・質疑応答はオンライン発表直後の時間帯に行います。
・質問者はZoomの挙手機能をお使いください。質問の際には氏名と所属先をお伝え下さい。

第一オンライン会場(13:00~14:25,14:35~16:00)

SP11 学校統廃合と地域学習―農村地域における地域を担う人材育成を視点に―

   竹内裕一(千葉大学・名誉)

SP12 健康格差の空間と時間

   中谷友樹(東北大学)

第二オンライン会場(13:00~14:25,14:35~16:00)

SP21 魚(うお)と酒(さか)菜(な)にまつわる地理学―地域の謎の解き方―

   中村周作(宮崎大学)

SP22 世界遺産と宗教ツーリズム―長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産を中心に―

   松井圭介(筑波大学)

一般研究発表 11月21日(日)9:55~15:30*オンライン&オンタイム開催

・質疑応答はオンライン発表直後の時間帯に行います。
・質問者はZoomの挙手機能をお使いください。質問の際には氏名と所属先をお伝え下さい。

第一オンライン会場(10:45~15:30)

101(10:45~11:10)ジェントリフィケーション過程におけるアーティストの場所喪失の経験―ベルリンを舞台とした小説を題材として―
小島千佳(無所属)

102(11:10~11:35)街中を「走る」―スポーツする身体と都市空間に関する地理学的研究―
福田珠己(大阪府立大学)

103(11:35~12:00)エコミュージアムにおけるリアルとデジタル―広島大学総合博物館の試みから―
淺野敏久(広島大学)*・清水則雄(広島大学)・菊地直樹(金沢大学)

《昼休み 12:00~13:00》

104(13:00~13:25)「人間の領域性」再考―空間と権力への地理学的視点―
山﨑孝史(大阪市立大学)

105(13:25~13:50)被災地の復興をめぐる「場所」の喪失と再構築―瀬尾夏美「二重のまち」を読む―
中島弘二(金沢大学)

106(13:50~14:15)オメラスを立ち去る人たちと,地存在論と,―文化地理学において「地」を考えることの意味とは何か―
森 正人(三重大学)

107(14:15~14:40)近代の愛知県におけるプロテスタント教会の立地傾向―1916年から1940年―
麻生 将(佛教大学・非)

108(14:40~15:05)1950年代長崎県によるキリシタン関連遺産の巡礼構想―現平戸市域を中心に―
大平晃久(長崎大学)

109(15:05~15:30)大航海時代から大航空・宇宙時代へ―時代転換期におけるサン・テグジュペリと「小さな王子」への人文地理学そして聖杯騎士伝説からのアプローチ―
川西孝男(東京大学史料編纂所・研究員)

第二オンライン会場(9:55~15:30)

◆◆公募セッション(9:55~11:10)「歴史地理学の観点から都市景観の変容を辿る」◆◆

S211 京都市街における河川が通過する地割成立の背景-洛中洛外図屏風(歴博甲本)の河川上の店舗に注目して-
古関大樹(京都女子大学・非)

S212 近世盛岡城下町における治水事業
髙橋清吾(豊田工業高等専門学校)

S213 九州地方南部における「城」と「城下町」の地方的特殊性―高等学校地理歴史科などにおける教材化を目指して―
山元貴継(中部大学)

◆◆

202(11:10~11:35)景観写真の読み取りに関する実践研究の成果と課題
久保哲成(兵庫県立柏原高等学校/兵庫教育大学連合大学院・院)

203(11:35~12:00)教科教育界におけるパワフル・ナレッジ(powerful knowledge)論の解釈・適用の異同―地理教育界との比較―
志村 喬(上越教育大学)

《昼休み 12:00~13:00》

204(13:00~13:25)近世長良川鵜飼の特質―尾張藩との関係に着目して―
鈴木更紗(京都府立大学・院)

205(13:25~13:50)江戸時代後期の京都における商業立地―『京都買物独案内』のGIS分析―
松岡宏樹(京都大学・院)

206(13:50~14:15)明治期・日本における海外郵便線路の変遷
天野宏司(駿河台大学)

207(14:15~14:40)担い手と景観変遷から捉える近代堅下葡萄の展開と特質
竹内祥一朗(京都府立大学・院)

208(14:40~15:05)日系薬品業者の満州進出と薬品取引に関する制度―満州国期の分析を中心に―
網島 聖(佛教大学)

209(15:05~15:30)日露戦争期に日本陸軍が戦況に応じて編集した野戦用地図とその資料
小林 茂(大阪大学・名誉)

第三オンライン会場(10:45~15:30)

301(10:45~11:10)自治体DX化への論点
森 泰規(株式会社博報堂)

302(11:10~11:35)三好市および大豊町の鉄道線路におけるスギナの分布
吉村優志(元四国旅客鉄道株式会社)

303(11:35~12:00)コロナ禍における日本の食料需給と農産物価格に関する一考察
川久保篤志(東洋大学)

《昼休み 12:00~13:00》

304(13:00~13:25)北陸3県をめぐる人口移動傾向の変化―北陸新幹線金沢延伸前後に着目して―
丸山洋平*(札幌市立大学)・吉次翼(株式会社博報堂)

305(13:25~13:50)住まいと進学機会―異世代ホームシェアの展開と利用者のライフヒストリー―
栗林 梓(東京大学・院)

306(13:50~14:15)学歴別に見たUターン移動と所得の地域格差―徳島県出身者のアンケート分析―
豊田哲也(徳島大学)*・奥嶋政嗣(徳島大学)

307(14:15~14:40)畳み込みニューラルネットワークによる都市内部構造分析の試み
桐村 喬(皇學館大学)

308(14:40~15:05)オーストラリアにおける移民の居住地選択―地方圏への移住・定住に着目した分析―
花岡和聖(立命館大学)

309(15:05~15:30)アメリカの道路状態に地理的近接性が及ぼす効果―道路政策の一評価として―
加藤一誠*(慶應義塾大学)・中村知誠(慶應義塾大学・院)

このページの先頭へ