第13回 観光空間研究部会(開催日:2025年12月21日)

日時

2025年12月21日(日)14:00ー16:30
オンライン部会(Zoom)で実施します。

内容

モビリティーズ研究の可能性と困難を考える

趣旨説明:伊藤将人(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター)
  『モビリティーズ研究のはじめかた』と観光研究
報告① 吉沢直(北海道大学)
 地球環境への配慮による観光移動の改善――フランスの環境都市におけるエスノグラフィ
報告② 住吉康大(東京大学)
 日記帳はいかに旅を描き出すのか?――批判的振り返りとモバイルメソッドの再考
報告③ 安ウンビョル(東京大学)
 研究対象/研究方法としての「乗る」――外国人ツーリスト-乗客のモバイル・エスノグラフィーから考えるモビリティーズ研究の「動き」


コメンテーター:遠藤英樹(立命館大学)、石野隆美(北海道大学)
司会:神田孝治

趣旨

21世紀を生きる私たちの日常は、人やモノ、情報、資本、イメージなどのさまざまな移動――物質的なものから想像的なものまで、マクロな動きからミクロな動きまで――に取り囲まれている。もはやモビリティーズのシステムや想像力を切り離して日々の生活を考えることは難しい。こうしたダイナミックな社会状況を、どのように調査し、考えることができるだろうか。第13回観光空間研究部会では、2025年7月に刊行された『モビリティーズ研究のはじめかた――移動する人びとから社会を考える』(明石書店)の執筆者にご登壇いただき、観光研究においてモビリティーズを捉え、分析する際の可能性や困難、具体的な調査の手法について議論する。ジョン・アーリらによる「移動論的転回」の提唱から20年以上経ち、日本でもますますモビリティーズ研究の広がりが期待されるなか、観光に関してどのような研究・教育・実践の可能性があるのかを検討したい。

参加申し込み

参加を希望される方は、以下のフォームに12/19(金)までにご記入下さい。12/20(土)に参加に必要な情報をメールにてお知らせいたします。
https://forms.gle/QxBuUbJ77LWyXwPv9
※参加可能人数を超過した場合は,先着順とさせていただきます。
※お申し込みを頂いたにもかかわらず,前日までに届かない場合は,お問合せ先にご連絡下さい。
(迷惑メールと判断される場合があります。迷惑メールフォルダも一度ご確認頂けますと幸いです。)


お問合せ
観光空間研究部会メール humangeo.kankou[at]gmail.com([at]は@に置き換えてください。)
観光空間研究部会のホームページ:https://sites.google.com/view/humangeo-kankou

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