日時・場所
2025年5月31日(土)14:00-16:30【対面開催】
会場:立命館・京町家キャンパス
内容
研究発表:
「遠くからやって来た人々」による可変的・即興的な自治空間の形成―――プロテスト・キャンプとしての高山建築学校をモビリティの視点から読み解く
富永 京子(立命館大学)
コメンテーター:
遠藤 理一(和歌山大学)
司会:
山本 理佳(立命館大学)
趣旨
現代の観光空間研究の軸にあるモビリティの視点は、様々な現象の分析に広く適用されており、社会運動とその拠点形成を紐解く際にも有用なものとなっている。第10回観光空間研究部会では、社会運動を政治的主張・提言としてだけでなく、多様な人々の共在・自治を行う空間として、斬新な視点からとらえる富永京子氏をお迎えし、本部会における議論を深めたい。富永氏は、運動実践者らが長短距離の移動を経て特定地域に集まり、その場の参加者の属性や背景に合わせ、時にDIYやセルフビルドを用いて可変的かつ即興的に空間を編成している点に着目する。具体的に本発表では、建築従事者らが飛騨高山に集結し、10日間の共同生活を行うプロテスト・キャンプ「高山建築学校」を対象に、空間の形成・介入を通じた自治を検討するとともに、観光研究との接合可能性について議論する。
会場詳細
会場:立命館・京町家キャンパス(京都市下京区新町通綾小路下る船鉾町391−1)
会場へのアクセス:阪急京都線烏丸駅・京都市営地下鉄烏丸線四条駅から徒歩5分 https://maps.app.goo.gl/nFxCBSYnjSjqMZLD8
参加申し込み(先着30名程度・5/16〆切)
会場準備の関係上,申し込みフォームから事前にお申込みください。〆切は5月16日(金)です。
【申込フォーム:https://forms.gle/ekFsBCFBqMby6iip8 】
お問合せ
観光空間研究部会メール humangeo.kankou[at]gmail.com([at]は@に置き換えてください。)
観光空間研究部会のホームページ:https://sites.google.com/view/humangeo-kankou