地理思想部会では,今回の研究部会を対面・オンライン併用のハイフレックス形式で開催いたします。オンライン参加には事前申込みが必要です。
[共催:大阪公立大学文学研究科地理学専修]
日 時:
2024年5月26日(日) 14:00~17:00(終了時刻は予定)
(部会終了後に懇親会を予定しています)
会 場:
大阪公立大学 I-siteなんば A1.A2室
(〒556-0012 大阪市浪速区敷津東2-1-41)
※会場へのアクセス方法はこちらをご参照ください。
研究発表:
「The Dynamic Bordering in Kinma Islands: From Cold-War Borders to Developmental Borderwork」
…Jinn-yuh Hsu(Distinguished Professor, Department of Geography, National Taiwan University, Visiting Researcher, Osaka Metropolitan University, 2024)
(参考文献:Ling-I Chu & Jinn-Yuh Hsu. 2021. Accidental Border: Kinma Islands and the Making of Taiwan. Geopolitics 29(2): 423-443. https://doi.org/10.1080/14650045.2021.1919628)
コメント:山﨑 孝史(大阪公立大学)
司 会:二村 太郎(同志社大学)
趣 旨:
近年、台湾海峡をめぐっては、中華人民共和国(中国)と中華民国(台湾)との間だけでなく、日本や米国などの関係国を含めて緊張が高まっている。本部会では第二次世界大戦後の20世紀中期において、中国と台湾の境界形成が歴史的・政治的にどのようなプロセスを踏まえて構築されていったかを、大阪公立大学に客員研究員として訪問中の国立台湾大学Jinn-yuh Hsu教授をお招きして発表いただく。Hsu氏の研究は二つの主体だけでなく、海峡に位置する金門島と馬祖島の役割に着目し、両島の存在が二重の境界を形成してきたことを指摘している。本部会ではHsu氏の近著の論考を踏まえつつ、台湾海峡をめぐる対立の重層性について議論を深めることとする。
開催方法:
オンラインで参加する方は,下記より参加申し込みをお願いいたします(締め切り:2024年5月23日)。申し込みいただいた方へ,前日までにZoomの参加用URLなどを送信いたします。
お問い合わせ:
連絡先:二村太郎(同志社大学)
E-mail:tfutamur(at)mail.doshisha.ac.jp
※お手数ですが(at)は@に置き換えてください。
地理思想研究部会のホームページ(http://chirishiso.wiki.fc2.com/)