日本学術会議より公開ワークショップのお知らせ(開催日:2023年1月21日(土))

日本学術会議より,公開ワークショップに関するお知らせがありました。

「持続可能な社会の創り手を育てる学び~SDGsの達成に資するカリキュラムの開発に向けて~」

2023年1月21日(土)13:00〜17:00
開催地 オンライン開催
対 象 どなたでも参加いただけます(参加無料)

趣旨
 当分科会は持続可能な社会の創り手を育てる学びの深化と普及を目指している。そのためには学術研究と教育現場との連携が不可欠であり,それを具体的に実践するための場として,当分科会に「ESD/SDGsカリキュラム小委員会」と「海の学びカリキュラム小委員会」を設置し,学校全体のカリキュラムマネジメントと評価,地域学習の実践や学校と地域社会との連携による地域づくり実践の強化等の喫緊の課題についての議論を深めている。
 本ワークショップはそのような活動の一環として行うものであり,具体的にはSDGsの達成に資するカリキュラムの開発に焦点を当て,分科会及び小委員会の委員や現場教員等からの報告をもとに,学校の教員・生徒,学生を含む多様な参加者全員で,オンライン会議ツールのZoomを用いて多角的に考えたい。

次第 
総合司会:鈴木 康弘(日本学術会議連携会員,名古屋大学減災連携研究センター教授)
     嵩倉 美帆(公益財団法人笹川平和財団海洋政策研究所研究員)
13:00-13:10 開会挨拶・趣旨説明
 氷見山 幸夫(日本学術会議連携会員,北海道教育大学名誉教授)
報告
Ⅰ部 初等教育のカリキュラム開発
13:10~13:25 報告1「小3総合-生態系から学ぶ環境学習の模索と悩み」
 新井 雅晶(東京都足立区立北鹿浜小学校副校長)
13:25~13:40 報告2「実験と観測データにもとづく小学校における海洋教育の教材開発」
 丹羽 淑博(日本学術会議特任連携会員,国立極地研究所特任研究員)
13:40~13:55 報告3「水族館におけるオンラインを活用したプログラム開発」
 天野 未知(公益財団法人東京動物園協会教育普及センター長) 
Ⅱ部 中等教育のカリキュラム開発
13:55~14:10 報告4「アサリの3D模型を活用したカリキュラム開発」
 小川 博久(武蔵野大学非常勤講師)
 小川 展弘(東京大学大気海洋研究所技術専門職員)
14:10~14:25 報告5「海洋ごみ問題への取り組みを通した中高生の学びと成長」
 井上 貴司(山陽学園中学校・高等学校教諭・企画広報部長)
14:25~14:40 報告6「北東アジアにおける平和教育共通カリキュラム作成の試み」
 小林 亮(日本学術会議特任連携会員,玉川大学教育学部教授)
14:40~14:50 休憩
Ⅲ部 高等教育と教員研修のカリキュラム開発
14:50~15:05 報告7「SDGsの普及啓発に資する大学地理教育の役割」
 小田 宏信(日本学術会議特任連携会員,成蹊大学経済学部教授)
 財城 真寿美(成蹊大学経済学部教授)
15:05~15:20 報告8「ESD/SDGsの視点からの減災教育研修プログラムの開発と実践」
 及川 幸彦(奈良国立大学機構・奈良教育大学准教授) 
15:20~15:35 報告9「教職大学院カリキュラムにおけるSDGs導入の成果と課題」
 本図 愛実(宮城教育大学教職大学院教授)
 市瀬 智紀(宮城教育大学教育学部教授)
15:35~16:55 ディスカッション
 司会:窪川 かおる(日本学術会議連携会員,帝京大学先端総合研究機構客員教授)
 コメンテーター: 春日 文子(日本学術会議連携会員,国立環境研究所特任フェロー)
          日置 光久(日本学術会議連携会員,希望が丘学園統括顧問)
16:55~17:00 閉会挨拶
 谷口 真人(日本学術会議連携会員,総合地球環境学研究所副所長)

主催:日本学術会議フューチャー・アースの推進と連携に関する委員会持続可能な発展のための教育と人材育成の推進分科会
後援:地理学連携機構(予),日本ESD学会(予),ESD活動支援センター(予),特定非営利活動法人ESD-J(予),公益財団法人ユネスコアジア文化センター(予),公益財団法人笹川平和財団海洋政策研究所(予)

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