第158回 歴史地理研究部会(開催日:2021年7月18日)(共催:佛教大学宗教文化ミュージアム)

日時:

2021年7月18日(日)13:00~17:00

※対面・オンライン(Zoom)の併用で実施します。事前申し込みが必要です。

会場:

(対面)
佛教大学宗教文化ミュージアム宗教文化シアター(佛教大学広沢キャンパス)
京都市右京区嵯峨広沢西裏町5-26。JR嵯峨・嵐山駅より徒歩20分
京都市バス「広沢池・佛大広沢校前」すぐ、「広沢御所ノ内町」徒歩8分。
詳細はホームページ参照。

https://www.bukkyo-u.ac.jp/about/access/other/#p04

テーマ:

都市祝祭 −歴史地理学者にはどう見えるのか?−

内容:

研究発表
戦後復興の中で創出された都市祝祭とその後の展開
                 ・・・・・・内田忠賢(奈良女子大学)

地域住民−地域外参加者関係からみる江戸・東京の祭礼史
                 ・・・・・・三隅貴史(関西学院大学)

近代京都の都心部における持ち家率低下に伴う祇園祭山鉾行事への影響
                  ・・・・・・佐藤弘隆(立命館大学)

コメント・討論司会:網島 聖(佛教大学)

総括:八木 透(佛教大学)

趣  旨:

現代日本の都市社会を背景とした祭りは、宗教性や行事内容の不易、伝統性を強調しながら現代に至るまで伝えられる祭礼(祇園祭など)、近代以降に創造された博覧会的イベント(時代祭など)、戦後に地域活性化を目的に創造されたイベント(よさこい祭り、神戸まつりなど)に大別される。現在では、そのいずれもが濃淡はあれど、観光開発や地域振興などと不可分な関係をもちながら運営されている。ことに都市における祝祭性をめぐっては、各地の祭りや年中行事のほか、近代オリンピックや万国博覧会、巨大テーマパークや百貨店における消費行動といったようなハレ(非日常)の側面がみられる諸現象を事例に多くの議論が展開されてきた。そこで、本シンポジウムでは都市祭礼を事例とし、都市祝祭にみられるハレの場が出現するにあたっての空間的特徴や空間構造、祭りの構成員と観客の変化、祭り関係者としての立場・経験等を導きとして、複眼的な視点から都市祝祭について議論し、歴史地理学がどのように向き合えるのかを検討してみたい。

申し込み方法:

下記申し込みフォームにアクセス頂き、参加形式の希望など必要事項を入力してください。申し込みの締切は、2021年7月11日(日)です。
対面、オンライン問わず参加を申し込まれた方全員に、開催日の3日前に、zoomのURL、配布資料(PDF)をメールにてお届けする予定です。申し込み時点では対面を希望されていても、オンライン(zoom)に変更していただいても結構です。また、当日の欠席や変更の連絡は不要です。
対面・オンライン合わせて、先着150名までとします。

今後の新型コロナウイルス感染症の蔓延状況によっては、開催方法に変更がある場合がありますので、開催方法等の最新情報を更新する7月上旬をめどに研究部会のFacebookをご確認ください。なお、新型コロナウイルス感染症防止対策の一環として、宗教文化ミュージアムのウェブサイト内には通常の申し込みフォームを開設する予定はありませんのでご注意ください。

申し込みフォーム:

https://forms.gle/3t2CAjpcqgUxRoCY8

連絡先:

長谷川奨悟(佛教大学)

E-mail: shogo-h[at]bukkyo-u.ac.jp 

※お手数ですが、[at]を@に置き換えてください。

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