2023年人文地理学会大会プログラム

大会に参加される方は,大会一週間前(11月18日)までに人文地理学会メ―リングリストに必ず登録してください。学会ウェブサイトのトップペ―ジ左下にある「メ―リングリストに関するご案内」http://hgsj.org/news/hgsj-ml/ より登録可能です。なお,一般研究発表者だけでなく,すべての大会参加者は,2023年人文地理学会大会[第3報]に記載のように,事前の郵便振り込みにより参加費をお支払ください。

*座長一覧については,下記リンクのPDF版をご参照ください。
2023年大会_座長一覧(PDF)

特別研究発表 11月25日(土)13:00~16:00

第一会場(富士見ゲート4階 G403)(13:00~14:25,14:35~16:00)

SP11 御嶽と神社のあいだ民俗と社会教育の関係性について
大城直樹(明治大学)

SP12 コミュニティのつながりか,社会全体の制度か?―Think local かつThink big な人文地理学に向けた問題提起
長尾謙吉(専修大学)

第二会場(富士見ゲート5階 G503)(13:00~14:25,14:35~16:00)

SP21 自然地理学と人文地理学の架橋に向けて
水野一晴(京都大学・名誉教授)

SP22 小中学校地理教育の課題と展望―地域学習に着目して―
村山朝子(茨城大学)

一般研究発表 11月26日(日)9:30~15:35

*は報告者

〈口頭発表〉

第一会場(富士見ゲート4階 G401)( 9:30~15:10)

101(9:30~ 9:55)近代における小谷城址保勝会の史跡保存―ロ―カルな運動の拡大―
印牧真明(立命館大学・院)

102(9:55~10:20)1759年から1916年に至る陸奥国会津郡金井沢村における稲の作況
川口 洋(帝塚山大学)

103(10:20~10:45)大正・昭和初期における尾西毛織物産地の形成と国産力織機の導入過程
中島 茂(愛知県立大学・名誉教授)

104(10:45~11:10)牧師の人事異動からみた近代日本のプロテスタント教会の立地とその特徴―日本自由メソヂスト教団を例に―
麻生 将(二松学舎大学)

105(11:10~11:35)民間地図製作者 木崎盛政―特に前半の経歴について―
小田匡保(駒澤大学)

106(11:35~12:00)播磨屋九兵衛の災害図出版―19世紀前期大坂の地図板元による地理情報の権利化―
島本多敬(滋賀県立琵琶湖博物館)

《昼休み 12:00~13:30》

107(13:30~13:55)蒲生氏郷と慶長遣欧使節をめぐる人文地理学的研究―徳川家康,伊達政宗そして支倉常長に与えた影響から―
川西孝男(京都大学人文科学研究所・共同研究班員)

108(13:55~14:20)『長宗我部地検帳』にみる16世紀末の土佐国における舟番匠の存在形態
吉田彬人(京都大学・院)

109(14:20~14:45)漢籍における地理と地利(主として唐以前)
立岡裕士(鳴門教育大学)

110(14:45~15:10)石川県主要神社野外寄進物寄進者の寄進動機について
府和正一郎(石川地理学会)

第二会場(富士見ゲート4階 G403)( 9:30~15:35)

201(9:30~9:55)奈良県五條市西吉野町における柿栽培の変遷―土地利用の変遷と担い手の声を中心に―
小林夕莉*・森下航平(京都大学・院)・渡邉一輝・原川優羽紀(京都大学・学生)・石川聡一郎(京都大学・院)・河本大地(奈良教育大学)

202(9:55~10:20)琵琶湖疏水における山科地域の灌漑用水の変遷
小森千賀子(京都大学・院)

203(10:20~10:45)近年の高級柑橘果汁産業の成長要因と経営像
川久保篤志(東洋大学)

204(10:45~11:10)小規模農村自治体による場所の戦略的経営―オーストリア・フォラールベルク州の事例―
山本健兒(九州大学・名誉教授)

205(11:10~11:35)北海道寿都町の地域漁業における魚種の競合・補完関係と危機への対応
崎田誠志郎(久留米大学)

206(11:35~12:00)沖永良部島における基幹産業の変容と食文化の地域的展開
中村周作(宮崎大学)

《昼休み 12:00~13:30》

207(13:30~13:55)合併自治体の公共サービス運営における多様な地理的枠組みの出現―新潟県村上市のスポ―ツ運営の事例から―
佐藤正志(静岡大学)

208(13:55~14:20)中国における鬼のイメージに関する考察―観光地化した重慶市豊都鬼城を事例に―
李 江龍(愛知県立大学・院)

209(14:20~14:45)台湾ナイトマーケットにおける日韓食文化の浸透
林 麗華*(岡山商科大学)・塩川太郎(芸術文化観光専門職大学)

210(14:45~15:10)食育と地理教育のかかわり―昭和22年学習指導要領人文地理編(1)(試案)を基に―
岡田ひかり(立命館大学・院)

211(15:10~15:35)義務教育段階の学校におけるロ―カル地域学習の地域多様性整理―ここまでにできたことと今後の課題―
河本大地(奈良教育大学)

第三会場(富士見ゲート5階 G501)( 9:30~15:10)

301(9:30~9:55)コロナ禍に於ける地方移住の潮流変化に関する一考察―山口県央地域へのテレワーク移住を中心に―
山本 悟(山口大学・院)

302(9:55~10:20)コロナ禍における日本の居住地選好の変化―オンライン調査の結果―
若林芳樹(東京都立大学)

303(10:20~10:45)「分散化」する中国系ニューカマーとそのコミュニティ―大阪市中央区「心斎橋地区」を事例に―
王 子豪(立命館大学・院)

304(10:45~11:10)地方圏出身者のUターン移動と相対所得仮説―個人の所得水準と階層帰属意識による分析―
豊田哲也*・奥嶋政嗣(徳島大学)

305(11:10~11:35)水陸を跨って生きる人々の居住に関する研究展望―まなざしと制度に着目して―
市道寛也(大阪市立大学・院)

306(11:35~12:00)交通事故現場における地蔵の建立―兵庫県阪神地区を事例に―
宰川 玲(京都大学・院)

《昼休み 12:00~13:30》

307(13:30~13:55)仮放免の障がい児の「生」とケアの技法
三浦尚子(東洋大学・非)

308(13:55~14:20)支援からみる生活再建の地域差に関する考察―岩手県の沿岸と内陸の比較―
外栁万里(大阪公立大学・院)

309(14:20~14:45)福岡県嘉飯地域における市町村行政・公共的団体の空間組織
美谷 薫(福岡県立大学)

310(14:45~15:10)OFOD統計を用いた都市ネットワーク構造の変遷分析
吉原圭佑(法政大学・院)

第四会場(富士見ゲート5階 G503)( 9:30~15:35)

401(9:30~9:55)都市×政治×地理学―都市政治への地理学的接近―
山﨑孝史(大阪公立大学)

402(9:55~10:20)地理的集合体としての人間―機械
森 正人(三重大学)

403(10:20~10:45)文化資本と主観的幸福度(ウェルビーイング)
森 泰規(株式会社博報堂)

404(10:45~11:10)地域区分の訳語の根拠の不明瞭さ―フランスのRégionの訳語をめぐって―
岡部遊志(奈良県立大学)

405(11:10~11:35)集合体理論から見る進歩的イスラーム運動の空間的戦略―フランスにおける取り組みを事例として―
佐藤香寿実(芝浦工業大学)

406(11:35~12:00)ルネ・ロッシュフォール再考
遠城明雄(九州大学)

《昼休み 12:00~13:30》

407(13:30~13:55)地方圏における地域包括ケアシステムの広域連携とマルチレベル・ガバナンス―愛媛県宇和島圏域を事例に―
畠山輝雄(鳴門教育大)

408(13:55~14:20)モンゴル人留学生の卒業後の選択―進学,就職,帰国の分岐点―
松宮邑子(埼玉大学)

409(14:20~14:45)20世紀初期英国の女子園芸学校を結節点とした「ズボンなんかをはいた,いまどきの女庭師」と「ケレスの娘たち」の理念をめぐる文化地理学
橘 セツ(関西国際大学)

410(14:45~15:10)1930年代の満州における医療・衛生の状況と植民地主義言説―旅行者・移住者に向けた案内書の分析―
網島 聖(佛教大学)

411(15:10~15:35)呉朝日遊廓にみる多元的管理の様相
石田真子(明治大学・院)

第五会場(富士見ゲート6階 G601)( 9:30~14:45)

◆◆公募セッション(9:30~10:45)「Author Meets Critics:杉江あい著『カースト再考』をめぐる議論」

S501 ルフェーヴル再考―杉江あい『カースト再考』の読解を通じて―
原口 剛(神戸大学)

S502 パブリック地理学を目指して―杉江あい著『カースト再考』より―
宮内洋平(立教大学)

S503 『カースト再考』に残された課題
杉江あい(京都大学)

◆◆公募セッション(10:45~12:25)「「被災地」陸前高田における「場所」喪失と再構築」

S504 博物館化される記憶の場所―災害遺構の保存と展示をめぐる葛藤―
小田隆史(東京大学)

S505 外国人住民にとっての陸前高田の「意義深いとこ」―感情と場所の関係に着目して―
倉光ミナ子(お茶の水女子大学)

S506 創出される「場所」・生長する記憶―陸前高田市における記憶の継承活動に着目して
久島桃代(名古屋大学)

S507 陸前高田における場所の想像/創造―復興をめぐる場所の記憶と表象―
中島弘二(金沢大学)

《昼休み 12:25~13:30》

◆◆公募セッション(13:30~14:45)「「Author Meets Critics:申 知燕著『トランスナショナルな移住と
                   多元化するエスニック空間』をめぐる議論」」

S508 申 知燕著『トランスナショナルな移住と多元化するエスニック空間』と「トランスナショナリズム」をめぐる3つの問い
阿部亮吾(愛知教育大学)

S509 グローバル都市における移住者と都市構造―申知燕著『トランスナショナルな移住と多元化するエスニック空間』を踏まえて―
上杉昌也(福岡工業大学)

S510 拙著『トランスナショナルな移住と多元化するエスニック空間』の概要および今後の課題
申 知燕(昭和女子大学))

〈ポスター発表〉

ポスター発表(富士見ゲート5階ラウンジ)

*発表者の対応時間は当項末尾に記載
*11月25日(土)12:00~18:00(質疑応答時間帯 12:00~13:00)
*11月26日(日) 9:30~15:35(質疑応答時間帯 12:00~13:30)

P01 食の地理学をめぐる研究動向―この20年を中心に―
荒木一視(立命館大学)

P02 利水・治水から見た都市構造―近世佐賀城下町を事例に―
髙橋清吾(豊田工業高等専門学校)

P03 那覇市の観光商店街「国際通り」の成立とその特色―1960年代の店舗変化に着目して―
河角直美*・加藤政洋(立命館大学)・宇佐美智也・常本亮太・宮原佑成(立命館大学・学生)・前田一馬(京都橘大学)

P04 北関東における山名密度分布と地理的要因
大坂咲來(宇都宮大学・院)

P05 防災インフラを用いた流域を巡るフィールドワークの実践―千曲川・信濃川流域を事例として―
松木駿也(大阪公立大学・院,日本学術振興会特別研究員DC)

P06 コロナ禍の非大都市圏における人口移動の変化―和歌山県の事例―
山神達也(和歌山大学)

P07 近江の説話の舞台に関する貴族日記の記述の検討
安藤哲郎(滋賀大学)

P08 東日本大震災における避難者数の時間的・空間的変動―データサイエンス手法による全国避難者数の解析―
田典子*(山口県立大学)・伊勢武史(京都大学)

ポスター発表者 質疑・応答時間

   

P01

P02

P03

P04

P05

P06

P07

P08

11月25日(土)

12:00~13:00

11月26日(日)

12:00~13:30

×

×

研究部会(部会アワー)11月25日(土)10:30~12:00

*開催教室は各研究部会の欄に記載。

第162回 歴史地理研究部会(大内山校舎6階Y605)
テーマ: 「はげ山」再考―植生と地域をめぐる歴史地理―
千葉徳爾『はげ山の研究』の再検討―近江一村落の現地調査から―   渡部圭一(京都先端科学大学)

コメンテーター: 島本多敬(滋賀県立琵琶湖博物館)

第146回 地理思想研究部会(大内山校舎7階Y703)
『東京の批判地誌学』が目指すもの   荒又美陽(明治大学)

ファシリテーター:二村太郎(同志社大学)

(参考文献:荒又美陽・明治大学地理学教室編『東京の批判地誌学』ナカニシヤ出版,2022)

 

第70回 都市圏研究部会(大内山校舎7階Y704)
テーマ:東京大都市圏「郊外」の変容と展望
住宅供給と就業構造からみた東京大都市圏郊外の変容   西山弘泰(駒澤大学)

 

56回 地理教育研究部会(大内山校舎8階Y803)
「景観・文化・生活-地域に学ぶ-」   斎藤清嗣(京都府立桃山高)・須原洋次(龍谷大学)

第6回 観光空間研究部会(大内山校舎8階Y804)
日本におけるツーリズムジェントリフィケーションの動向―COVID‐19による影響を踏まえて―
池田千恵子(芸術文化観光専門職大学)

コメンテーター:原口 剛(神戸大学)
司会:神田孝治(立命館大学)

このページの先頭へ