日 時:2014年7月5日(土)14:00~17:30
会 場:キャンパスプラザ京都(大学コンソーシアム京都)第4講義室
JR・近鉄・京都市営地下鉄「京都」駅徒歩5分
テーマ:歴史GIS再考
趣 旨:近年,歴史地理学ではGISが盛んに活用され,新しい研究課題が次々に提言される状況を迎えている。それに伴い,過去の地理に向かう研究者のアプローチも,多かれ少なかれ,GISというツールの有効性と特質に規定される面が生じているように思われる。そこで本部会では,歴史GISを用いた情報管理と分析の課題や可能性をテーマとして,考古学と地理学の研究者から事例研究の提示と問題提起を行う。具体的には,人間の移動を手がかりとして古代日本の地方行政領域を検討する清野報告,近世日本の古地図の精度を検証する田中報告および塚本・鳴海報告に基づき,討議を行う。
研究発表:
日本古代におけるヒューマンスケールな空間復元を目指して 附考古学における地理情報管理について・・・・・清野陽一(人間文化研究機構)
鳥取藩における測量図のGIS分析と問題・・・・・塚本章宏(徳島大学)・鳴海邦匡(甲南大学)
GISによる古地図の歪みの評価法と問題点・・・・・田中耕市(茨城大学)
連絡先:安藤哲郎(滋賀大学)andotetsuro[at]edu.shiga-u.ac.jp
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