「地理教育の新たな展開と地理学の貢献」
主 催:人文地理学会地理教育研究部会
後 援:地理学連携機構及び大阪府・大阪市・堺市・京都府・京都市・兵庫県・神戸市・滋賀県・奈良県・和歌山県の各教育委員会
日 時:2019年11月17日(日)13:30~16:20
会 場:関西大学千里山キャンパス(阪急千里線 関大前駅下車)第1学舎5号館 E 棟4階 E401(この会場は非会員を含め無料公開)
趣 旨:
高等学校地理歴史科の必履修科目である「地理総合」は、2022年度入学生から教育課程に設置される。地理の科目の必履修化は、日本学術会議が提言をまとめるなど学術の立場から多面的な活動や支援により実現した。本シンポジウムでは、小学校から大学に至る一貫した教育の改革、授業の工夫改善を進めるため、わが国を代表する地理学、地理教育の研究者を招き、地理学と地理教育、あるいは学術と教育との連携、交流を深め、地理教育の新たな展開に向けた課題を検討し地理教育の一層の充実を図ることをねらいとしている。
内 容: 司会 須原洋次(龍谷大学)
1 開 会 13:30 趣旨説明 野間晴雄(関西大学・人文地理学会会長)
2 報 告
報告Ⅰ 13:35 地理からみた平成29年版小学校社会科学習指導要領の課題
・・・・・・・・・・・佐藤浩樹(神戸女子大学・全国地理教育学会編集委員長)
報告Ⅱ 13:50 中学校社会科地理的分野で育成すべき学力―PBL的単元構成による知識獲得と思考力育成―
・・・・・・・・・・・吉水裕也(兵庫教育大学・理事(副学長))
報告Ⅲ 14:05 高等学校の新しい教育課程における「地理総合」の位置付け―「地理総合」の履修は何年生にすべきか―
・・・・・・・・・・・浅川俊夫(東北福祉大学・元国立教育政策研究所教育課程調査官)
報告Ⅳ 14:20 都市地理学の立場から「地理総合」で求められる「主体的・対話的で深い学び」にアプローチする
・・・・・・・・・・・香川貴志(京都教育大学・附属桃山小学校校長)
報告Ⅴ 14:35 「地理総合」の研究開発学校、神戸大学附属中等教育学校の立場から
・・・・・・・・・・・藤田裕嗣(神戸大学・附属中等教育学校校長)
報告Ⅵ 14:50 2022年度からの高校「地理総合」における地図とGISの活用―GISをどのように教えるか?―
・・・・・・・・・・・矢野桂司(立命館大学・日本学術会議地理教育分科会委員長)
3 協 議 15:15
4 総 括 16:15 河本大地(奈良教育大学)
その他:
本事業は、参加費無料で一般参加が可能です。小学校・中学校・高等学校及び大学の教員、大学生、大学院生、一般の方の多数の参加を期待しています。参加される方は、事前の申し込みの必要はありません。直接、会場にお越しください。なお、当日開催されている人文地理学会大会一般研究発表の会場では、大会参加費が必要です。
なお、この情報及びチラシは、地理教育研究部会のfacebookページからもご覧になれます。
https://www.facebook.com/hugeoedu/
<問い合わせ先>
須原洋次(龍谷大学文学部)〒600-8268京都市下京区七条通大宮東入大工町125-1
E-mail:suhara457〔at〕let.ryukoku.ac.jp [at]を@に変えてください。