日時:2015年7月4日(土)14:00~16:00
会場:奈良女子大学S棟1階(S128)
630-8506奈良市北魚屋西町
近鉄奈良駅出入口1から徒歩約5分
会場へのアクセスは以下をご参照ください。
http://www.nara-wu.ac.jp/bungaku/sges/access.html
テーマ:メンタルヘルスの地理学
概要:「個人に帰するもの」と捉える障がい概念は、1980年代に英語圏ディスアビリティ・スタディーズが提起した障がいの社会モデルによって、「社会的に構築されるもの」へと大きくシフトした。こうした流れを受け、地理学における「障がい」研究の対象やアプローチの方法も多様化してきている。今回の研究発表では、地域の精神科病院を核に精神障がい者支援に取組んできた先進事例を中心として、地理学の立場から「障がい」概念の構築を問うことの可能性や限界について考察する。そのうえで、日本におけるメンタルヘルスの地理学の方向性を検討していく。
研究発表:「障がい」概念の構築を問う
―地域の精神科病院を核とした精神障がい者支援の事例を中心に―
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・松岡由佳(奈良女子大学・院)
話題提供:日本におけるメンタルヘルスの地理学に向けて・・・・・村田陽平(近畿大学)
連絡先:村田陽平(近畿大学) E-mail: yomurata[at]kindai.ac.jp