日 時:
2019年11月17日(日)16:30〜18:00
※今年は大会2日目の一般研究発表終了後に部会アワーが予定されています。
会 場:
関西大学千里山キャンパス 第1学舎5号館 E 棟5階 E502
(吹田市山手町3-3-35)
※会場へのアクセス方法はこちらをご参照ください。
テーマ:
不/法・規範化・生産性の地理
―本岡拓哉『「不法」なる空間にいきる―占拠と立ち退きをめぐる戦後都市史―』(大月書店,2019)を手がかりに―
趣 旨:
法的なるものと規範化の権力は複雑に関わりながら生産的な主体と空間を作り上げる。それは戦後の日本においてどのように展開したのだろうか。都市において「不法」ではあるものの,たしかに人々が息づいた居住空間の生成・抵抗・消滅過程を辿った『「不法」なる空間にいきる―占拠と立ち退きをめぐる戦後都市史―』を手がかりとして,この問いを考えたい。戦後日本の開発/発展の作為性が身体空間から国土空間に至るまで展開することを論じた『豊かさ幻想―戦後日本が目指したもの―』(角川選書,2019)の著者,森正人氏による批評とそれに対する著者の応答,フロアとの議論を通じて,地理学からの戦後都市空間の描き方,さらに法,権力,抵抗の空間性にまで言及したい。
ディスカッサント:森 正人…(三重大学)
リプライ:本岡拓哉……………(立正大学)
司 会:立見淳哉………………(大阪市立大学)
【お問い合わせ】
連絡先:山口 晋(目白大)s.yamaguchi(at)mejiro.ac.jp
※お手数ですが(at)は@に置き換えてください。
地理思想研究部会のホームページ(http://chirishiso.wiki.fc2.com/)