日 時:
2019年7月13日(土)13:30~17:00
会 場:
キャンパスプラザ京都 6階第8講習室 京都市下京区西洞院通塩小路下る。JR・近鉄・地下鉄京都駅 徒歩5分。
詳細はホームページ参照。http://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access
テーマ
歴史的地名の継承をめぐって
研究発表:
「旧町名復活とコミュニティの変容」 俵 希實(北陸学院大学)
「高岡市における旧町名の復活と地名の位置づけ」 北西諒介(京都大学人間・ 環境学研究科・D2)
司会・コメンテーター:
門井直哉(福井大学)
趣 旨:
地名は地域の歴史を映す鏡である。旧城下町などに見られる「呉服町」 「魚屋町」といった両側町の生業を表す町名も、かつての社会のありようや人々 の暮らしを後世に伝える貴重な文化遺産といえるだろう。しかし、時代の流れと ともに多くの古い地名が失われ、新たな地名に取って替わられてきた。その一方 で、近年はこのような歴史的地名の価値が見直され、公的な地名として復活させ て、コミュティ再生の契機とする動きもみられる。今回の歴史地理研究部会では 金沢と高岡における旧町名の復活に関する研究報告を踏まえ、歴史的地名の継承 のあり方について考えてみたい。
連絡先:
門井直哉 E-mail: nkadoi[at]u-fukui.ac.jp [at]は@に置き換えて下さい。