日 時:
2018年6月9日(土)13:30~16:30(予定)
会 場:
京都府立大学 稲盛記念会館101教室
(京都市営地下鉄北山駅より徒歩5分)http://www.kpu.ac.jp/
研究発表:
「ポストフクシマの原発立地地域と地理学」・・・・山本大策(Colgate University, USA)
司会:森 正人(三重大)
趣 旨:
東日本大震災以降,原発立地地域を取り巻く状況は不透明感を増している。原発に関する賛否,あるいは再稼働如何にかかわらず,地元地域において原発(マネー)依存のリスクは感じられている。このような情況において,政治経済学的視点からの開発主義批判や,「地域のあるべき姿」を理念的・特権的に描くことに終始せずに,そこに暮らし続けるための「知」の創出に地理学は関わることができるのか。ギブソン=グラハムらの「多様な経済」論や,民俗学の流れを汲む生活論,さらには「行為が知を喚起する」という認識論的立場を参照しながら,この問いについて考察してみたい。
【お問い合わせ】
連絡先:森 正人(三重大) E-mail:masamori(at)human.mie-u.ac.jp
※お手数ですが(at)は@に置き換えてください。
地理思想研究部会のホームページ(http://chirishiso.wiki.fc2.com/)