2016年人文地理学会大会研究発表題目・座長一覧

2016年人文地理学会大会研究発表題目・座長一覧

研究発表題目については,下記のウェブ版またはPDF版をご覧ください。座長一覧についてはPDF版をご参照ください。

研究発表題目(PDF)
座長一覧(PDF)

特別研究発表 11月12日(土) 13:30~16:30

(共催:京都大学大学院人間・環境学研究科 学際教育研究部)

第一会場(吉田南4号館 1階 4共11)(13:30~14:55, 15:05~16:30)

SP11 高校「地理」教育実践の問題点
・・・・・須原洋次(龍谷大学)

SP12 港湾空間の歴史地理学
・・・・・南出眞助(追手門学院大学)

第二会場(吉田南4号館 2階 4共21)(13:30~14:55, 15:05~16:30)

SP21 統計的社会調査と健康地理学―マルチレベルデータの構築・共有に関する展望―
・・・・・埴淵知哉(中京大学)

SP22 巨大地震と社会―災害の地理学研究-
・・・・・高橋 誠(名古屋大学)

 

一般研究発表 11月13日(日)

複数名発表の*は報告者

一般発表・公募セッション

第一会場(吉田南総合館北棟 2階 共北25)(09:45~16:10)

09:45~10:10 101 佛教大学所蔵『京都市街詳細地図』の基礎的分析―近代京都における都市整備との関わりについて―
・・・・・杉山純平(和歌山市わかやま歴史館)

10:10~10:35 102 内務省地理局作成地図の地元控え図の一事例―明治18年の「河内国ト摂津国ニ係ル国界図」―
・・・・・古関大樹(京都女子大学・非)

10:50~11:15 103 津野山神楽における保存会活動の現状
・・・・・馬渕 泰(高知工科大学)*・古田春菜(四国銀行)

11:15~11:40 104 近代京都における都心居住者と祇園祭山鉾行事の運営基盤
・・・・・佐藤弘隆(立命館大学・院)

11:40~12:05 105 近代石見地方の焼物職人の技術移転について―近畿及び中国地方内陸部の赤瓦景観との関連―
・・・・・阿部志朗(島根県立浜田高等学校)

《昼休み 12:05~13:00》

13:00~13:25 106 『經濟地理學文獻總覽』の検討―戦前の経済地理学の下位区分―
・・・・・荒木一視(山口大学)

13:25~13:50 107 戦時期の関東地方における工場の分散―郊外化と疎開―
・・・・・谷 謙二(埼玉大学)

13:50~14:15 108 近代日本の地域形成と前田正名
・・・・・山根 拓(富山大学)

14:30~14:55 109 近代木曽川をめぐる旅客の舟運利用とその変容
・・・・・林 泰正(中部大学・院)

14:55~15:20 110 旧八幡市の戦災復興と守田道隆
・・・・・橋田光太郎(北九州市立高等理容美容学校)

15:20~15:45 111 発表取りやめ

15:45~16:10 112 計画経済期における南京の工業用地の拡大
・・・・・潘 藝心(京都大学・院)

第二会場(吉田南総合館北棟 2階 共北26)(09:20~15:45)

09:20~09:45 200 中心市街地における商業分布の日中比較研究―長春と京都を例として―
・・・・・劉 天野(京都大学・院)

09:45~10:10 201 中心商店街における大学によるまちづくりへの参加と商店街組織の対応―大阪府八尾市を事例に―
・・・・・安倉良二(立命館大学・非)

10:10~10:35 202 衛星画像3D-Mappingと4D画像地図アーカイブ航測法(IMADAS)
・・・・・長谷川博幸(ジオネット)*・市瀬成夫(市瀬測量設計事務所)

10:50~11:15 203 居住者属性から見た近隣生活施設へのアクセシビリティ格差―ジオデモグラフィクスを活用した小地域分析―
・・・・・上杉昌也(立命館大学,JSPS特別研究員)*・矢野桂司(立命館大学)

11:15~11:40 204 公園の近接性における環境正義の健康格差への影響
・・・・・安本晋也(立命館大学・研究員)*・中谷友樹(立命館大学)

11:40~12:05 205 都市のアクセシビリティにみる空き家の分布傾向―奈良県奈良市を事例に―
・・・・・香川 仁(国際航業)

《昼休み 12:05~13:00》

13:00~13:25 206 都市計画区域の指定および都市計画制度の運用に生じる地域差について
・・・・・荒木俊之(ウエスコ)

13:25~13:50 207 脱工業社会におけるブランディング―地図と地名の示唆すること―
・・・・・森 泰規(博報堂)

13:50~14:15 208 ICTの現代的発展と地理学―立地政策論に向けて―
・・・・・福本 慧(日本女子大学・学術研究員)

14:30~14:55 209 ロンドン大都市圏におけるタウンセンター政策
・・・・・根田克彦(奈良教育大学)

14:55~15:20 210 オーストリア・フォラールベルク州の産業構造転換―「地理的周辺」小規模州の経済活力―
・・・・・山本健兒(九州大学)

15:20~15:45 211 神聖ローマ帝国におけるアーサー王伝説とその変容をめぐる人文地理学的考察―アンデクス・メラン大公領における「パルツィヴァール」と「ヴィーガロイス」から―
・・・・・川西孝男(関西学院大学・博士研究員)

第三会場(吉田南総合館北棟 2階 共北27)(09:20~15:45)…Sは公募セッション

09:20~09:45 300 地域包括ケアシステム構築における日常生活圏域と地域ネットワークとの関係
・・・・・畠山輝雄(鳴門教育大学)

09:45~10:10 301 ヨハネスブルグ、インナーシティの創造的破壊―スーパーブロックから都市改良地区へ―
・・・・・宮内洋平(立教大学)

10:10~10:35 302 リスケーリングの政治としての「大阪都構想」―新自由主義的都市改革と地方自治の危機―
・・・・・山崎孝史(大阪市立大学)

10:50~12:05 S1  Author Meets Critics: 柴田陽一著『帝国日本と地政学』をめぐる議論

代表者:二村太郎(同志社大学)

座長:高木彰彦(九州大学)

303 「日本地政学」と小牧実繁―柴田陽一氏の近著を踏まえて―
・・・・・遠城明雄(九州大学)

304 柴田陽一著『帝国日本と地政学』を批評する
・・・・・岡田俊裕(高知大学名誉教授)

305 拙著『帝国日本と地政学』の概要と今後の課題
・・・・・柴田陽一(京都大学・研究員)

《昼休み 12:05~13:00》

13:25~13:50 307 宗教集団の重層化された排除と「排除の景観」―1940年の阿蘇聖テモテ教会を事例として―
・・・・・麻生 将(立命館大学)

13:50~14:15 308 「障害」・他者化・フィールドワーク
・・・・・久島桃代(お茶の水女子大学・博士研究員)

14:30~14:55 309 ベトナム戦争期におけるラオス山村の土地利用変化
・・・・・中辻 享(甲南大学)

14:55~15:20 310 飛鳥京の寺院等遺跡から得られた天香具山軸
・・・・・木庭元晴(関西大学)

15:20~15:45 311 沖縄県宮古島・狩俣集落の空間構造分析―地形的条件および土地所有との関わりに注目して―
・・・・・山元貴継(中部大学)

第四会場(吉田南総合館北棟 3階 共北31)(09:20~16:10)

09:20~09:45 400 現代韓国における風水地理思想に関する学術的評価―地理学分野の業績を中心として―
・・・・・渋谷鎮明(中部大学)

09:45~10:10 401 都城における五行思想の運用―北京八旗を事例として―
・・・・・張 立宇(関西大学・院)

10:10~10:35 402 北京城における宗教建築の変遷(その2)―清代宗教建築の復原と分布についての考察―
・・・・・張 旭(関西大学・院)

10:50~11:15 403 荘園景観の価値づけと2つの空間的スケール―重要文化的景観「日根荘大木の農村景観」を事例に―
・・・・・桑林賢治(京都大学・院)

11:15~11:40 404 重要伝統的建造物群保存地区選定後における歴史的まちなみ景観の変容―三重県亀山市関宿―
・・・・・倉田英司(関西大学・院)*・野間晴雄(関西大学)

11:40~12:05 405 長崎原爆落下中心碑にみるモニュメントの構築
・・・・・大平晃久(長崎大学)

《昼休み 12:05~13:00》

13:00~13:25 406 原本と写本の直接的関係を確定できる坤輿万国全図
・・・・・青山宏夫(国立歴史民俗博物館)

13:25~13:50 407 長久保赤水の日本図と英国海図
・・・・・小林 茂(大阪大学名誉教授)*・鳴海邦匡(甲南大学)

13:50~14:15 408 描法から見た城下町絵図の系統―尼崎城下町絵図の場合―
・・・・・川﨑有里紗(神戸大学・院)

14:30~14:55 409 牛痘種痘法の普及にともなう天然痘死亡率復原のための歴史GISの構築
・・・・・川口 洋(帝塚山大学)

14:55~15:20 410 日本の夫婦出生力の地域差―2000年代の15の統計調査を用いた45〜64歳有配偶女性の子ども数の分析―
・・・・・山内昌和(国立社会保障・人口問題研究所)

15:20~15:45 411 過去の年齢別転出率の適用による移動流の推定―滋賀県市町を例として―
・・・・・小池司朗(国立社会保障・人口問題研究所)

15:45~16:10 412 東京圏の将来の転入・転出人口
・・・・・貴志匡博(国立社会保障・人口問題研究所)

第五会場(吉田南総合館北棟 3階 共北32)(09:20~16:10)…Sは公募セッション

09:20~09:45 500 中学校社会科地理分野の導入段階における「自宅案内図」の作成
・・・・・髙橋珠州彦(明星学園中学校・高等学校)

09:45~10:10 501 神戸大学における地理学教育とESD、災害教育の実践
・・・・・菊地 真(神戸大学)

10:10~10:35 502 明治期から戦中期にいたる実業学校における地理教授制度
・・・・・近藤裕幸(愛知教育大学)

10:50~11:15 503 近世相模国における定期市と村々
・・・・・渡邉英明

11:15~11:40 504 幕末期の水戸城下における藩士の屋敷と禄高の関係
・・・・・小野寺 淳(茨城大学)*・永井 博(茨城県立歴史館)・田中耕市(茨城大学)・小橋雄毅(茨城大学・院)

11:40~12:05 505 長府城下町の重層的景観―古代国府・中世府中・近世城下町―
・・・・・礒永和貴(東亜大学)

《昼休み 12:05~13:00》

13:00~13:25 506 カナダ・ブリティッシュコロンビア州のフレーザー川下流平野におけるサークル・ファーム・ツアーにみる農村空間の商品化
・・・・・田林 明(筑波大学名誉教授)*・仁平尊明(北海道大学)・菊地俊夫(首都大学東京)・トム ワルデチュック(トンプソンリバーズ大学)

13:25~13:50 507 佐賀県域における伝統的魚介類食の地域的展開
・・・・・中村周作(宮崎大学)

13:50~14:15 508 「地鶏」認定プロセスの地理学的考察
・・・・・ベンジャミン シュレーガ(ハワイ大学・院,宮崎大学・研究員)

14:30~16:10 S2   TPP大筋合意に揺れる日本の稲作の方向性―国内外のコメ・米産地の現場から―

代表者:川久保篤志(東洋大学)

座長:高柳長直(東京農業大学)

509 米国・カリフォルニア州における稲作の地域的特徴と近年の動向―TPP大筋合意と対日輸出に絡めて―
・・・・・川久保篤志(東洋大学)

510 北海道における大規模経営の地域的特徴と米産地の課題―空知管内沼田町を事例に―
・・・・・佐々木 達(札幌学院大学)

511 岡山県久米南町北庄における集落営農の地域的展開とその役割
・・・・・神田竜也(烏城高等学校・非)

512 栃木県における飼料用米生産の展開とその持続性
・・・・・宮地忠幸(国士舘大学)*・志村 衛(国士舘大学・院)・上原悠輔(早稲田大学・院)

ポスター発表(吉田南総合館北棟 1階 Bell Lounge)

P01 平成26年度検定版中学校社会科教科書の掲載地図にみられる表現上の問題点
・・・・・近藤暁夫(愛知大学)

P02 戦時改描図再考―25,000分の1地形図を中心として―
・・・・・山田 誠(京都大学名誉教授)

P03 基地都市コザにおける照屋「黒人街」の商業環境―1970年8月「事業所基本調査」の分析から―
・・・・・加藤政洋(立命館大学)

P04 奥三河地域における観光地ブランディングの広域連携
・・・・・村山 徹(愛知大学)

P05 水族館の展示からみる自然のイメージ
・・・・・谷 綺音(広島大学・院)

P06 長久保赤水作製中国図に関わる漢籍
・・・・・小野寺 淳(茨城大学)・増子和男(茨城大学)・野積正吉(射水市新湊博物館)・渡辺理絵(山形大学)・尾﨑久美子(大洗町幕末と明治の博物館)・上杉和央(京都府立大学)・千葉真由美(茨城大学)・島本多敬(京都府立大学・院)・石井智子(茨城県立鉾田第一高等学校)・永山未沙希(茨城大学・院)*

P07 居住地喪失と将来展望にみる東日本大震災避難者の場所との情緒的な結びつき
・・・・・持田隆平(早稲田大学・院)*・根ヶ山光一・辻内琢也・小島隆矢・扇原 淳(早稲田大学・院)・桂川泰典・岩垣穂大・小牧久見子・福田千加子(早稲田大学)・石川則子(早稲田大学・院)・赤野大和(早稲田大学)・増田和高(鹿児島国際大学)

P08 日本における巨艦店の立地動向とその特徴―越境地域の視点から―
・・・・・駒木伸比古(愛知大学)

P09 盆行事からみた昭和30年以降の長野県における里山利用の変化
・・・・・浦山佳恵(長野県環境保全研究所)

P10 スペインにおける最近のツーリズム研究の動向―地理学の視点から―
・・・・・畠中昌教(久留米大学)

P11 北海道三笠市内における地域構造の変容について―小地域統計を利用して―
・・・・・上野莉紗(三笠ジオパーク推進協議会)

研究部会 11月12日(土)11:00~12:30(部会アワー)

<歴史地理研究部会 第146回>(吉田南総合館北棟 2階 共北27)

近世朝鮮士大夫の遊山文化
・・・・・丁 致榮(韓国学中央研究院)

コメンテータ:轟 博志(立命館アジア太平洋大学)

<地理思想研究部会 第123回>(吉田南総合館北棟 2階 共北26)

せめぎ合う慰霊空間―英霊と遺骨の帰還をめぐる相克―
・・・・・浜井和史(帝京大学)

<都市圏研究部会 第59回>(吉田南総合館北棟 3階 共北32)

地域経済循環と都市の経済―都市経済学からのアプローチ―
・・・・・中村良平(岡山大学)

コメンテータ:豊田哲也(徳島大学)

<地理教育研究部会 第38回>(吉田南総合館北棟 3階 共北31)

テーマ:いま、地理教育の蓄積をふりかえる

昭和戦前期の師範学校における郷土教育の展開―奈良県師範学校の事例を中心に―
・・・・・岩本廣美(奈良教育大学)

第13回国際地理オリンピック北京大会を引率して
・・・・・泉 貴久(専修大学松戸高等学校)

<政治地理研究部会 第19回>(吉田南総合館北棟 2階 共北25)

地方分権下の地域産業政策形成における政府間関係の意義と役割―四日市市・北上市の企業立地促進法の対応を事例に―
・・・・・佐藤正志(静岡大学)

コメンテータ:山﨑孝史(大阪市立大学)

公開講演会(共催) 11月12日(土)12:00~13:00

(主催:京都大学大学院人間・環境学研究科 地域空間論研究室)
(吉田南総合館北棟 2階 共北28)

Land, Housing and Farming on the Peri-Urban Fringe: Recent Developments in the UK and Australia
・・・・・Guy M Robinson (University of Adelaide)

2016/11/07