IGU
国際的な地理学の組織，IGU（International Geographical Union）は，1922年に創設され，世界各国が加盟している地理学の代表的な国際組織です。4年に一度，大会（IGC; International Geographical Congress）が開かれ，その間に地域会議（Regional Conference）が開催されます。
日本では1980年に東京で大会が開かれ，近年では，2000年に韓国のソウル，2004年にイギリスのグラスゴー，2008年にチュニジアのチュニスで大会が開催されました。IGUの内部には，国別委員会（National Committee）や研究委員会（Commission）をはじめとする諸組織があり，各地で活発な活動を行っています。
日本では，日本学術会議の第3部に含まれる地球惑星科学委員会の中のIGU分科会が対応組織となっており，これがIGU日本委員会（National Committee of Japan for IGU）を兼ねています。なお，2000-2008年には，田邉裕先生が副会長をお務めになりました。 2013年8月には，京都で国立京都国際会館を会場に「2013年京都国際地理学会議」が開催されました。
