日 時:2012年9月8日(土) 14:00~17:00
会 場:神戸市立博物館 地階研修室2
神戸市中央区京町24
会場へのアクセスは、以下をご参照ください。
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/info/access.html
テ ー マ:明治の地籍図の新しい研究視点 ―近代から現代を考える課題と意義―
報 告 者:
「土地台帳と地籍図を用いた近代における災害被災地域の復原」・赤石直美(立命館大・非)
「明治初期大縮尺地図としての地籍図の現代的意味」・・・・・・藤田裕嗣(神戸大)
報告要旨:歴史地理学で盛んに研究利用されてきた明治の地籍図は、近年では様々な学問から関心が寄せられ、学際的な地図資料となってきた。従来は景観変遷の復原に用いられる場面が多かったが、近代以降の変化の分析でも資料的有効性が認められ研究例が増えている。しかし、精緻な復原を行うには方法論的課題や資料的性格に対する批判など問題点も多い。また、現代社会とどう結ぶかなど新しい課題も問われている。2つの研究報告を通して、近代以降の研究利用における諸課題や現代的意味について議論を行う。
コメント:水野章二(滋賀県立大)
連 絡 先:古関大樹(京都女子大・非)inukuro9696■hotmail.com(■を@に変換してご利用ください)
2012/06/26