第280回例会(開催日:2014年3月21日)

日  時:2014年3月21日(金・祝)  14:30~17:00

会  場:大阪市立大学梅田サテライト(大阪駅第2ビル6階)創造都市研究科大講義室(101教室)

〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-500

北新地駅(JR東西線)より1分、大阪駅(JR東海道線ほか)・梅田駅(阪急・阪神)・西梅田駅・東梅田駅(大阪市営地下鉄)より約5分

会場へのアクセス詳細:大阪市立大学梅田サテライトへのアクセス http://www.gscc.osaka-cu.ac.jp/access/

テーマ:グローバル時代における「場所」―ドリーン・マッシーを迎えて―

趣 旨:ますます互いに結びつけられるようになっているグローバル空間の文脈において、場所は政治的に保守的な避難所であり本質化された根拠地として、政治的議論の中で絶え間なく動員されています。多くの場合、閉じられたもの、真正なるものとしての「場所」は、その外側の「空間」から明確に分離されています。しかしこの場所と空間の間の単純な区分を拒否したらどうなるでしょうか。場所の多様な声と空間性の難問に向き合ってきたドリーン・マッシー氏を迎えて、場所と空間の関係的、存在論的理解について考えます。

発表者:Doreen Massey(Emeritus Professor of Geography at the Open University)

タイトル:Repositioning place in a global age

(一般来聴歓迎・参加費無料)

報告者より、報告に関連する内容として、下記の著書の提示をいただいております。
– ‘Space, place and gender’ (Polity Press, 1994) the Part (II) on Place and Identity, especially Chapter 6 ‘A global sense of place’.
– ‘For Space’ (SAGE Publications Ltd, 2005) chapters 12 and 13

なお、’For Space’につきましては、下記の訳書が近日刊行される予定です。
ドリーン・マッシー著(森正人+伊澤高志 訳)『空間のために』月曜社 2014年3月 本体3,600円

連絡先:上杉和央(京都府立大学)

E-mail:kuesugi[at]kpu.ac.jp([at]を@に変換してご利用ください)

2013/12/25