日時:2014年4月19日(土)午後2時~午後5時
会場:滋賀大学大津サテライトプラザ
滋賀県大津市末広町1-1(JR大津駅前 日本生命大津ビル4階)
※平和堂アル・プラザ大津店内から移転しています。
TEL: 077-524-3692
会場へのアクセスは以下をご参照ください。
http://www.shiga-u.ac.jp/information/info_campus-access/info_campus-access_route/ – ootsu-sata
テーマ:生活空間の観光化と地域住民の対応
研究発表:生活空間への観光のまなざしと住民の対応―徳島県三好市東祖谷地域を事例として
発表者:朝倉槙人(京都大学大学院・院生)
趣旨:地域社会における観光と文化の関係についての研究の多くは,観光資源の維持管理の主体として地域住民をとらえる立場から,アーリの観光のまなざしと太田好信の文化の客体化を適用し,あるいは前提として展開されてきた。しかし近年,とりわけ「新しい観光」において,地域住民は,観光資源となる事物の維持管理の担い手であるだけでなく,彼ら自身とその生活のあり方そのものもまた,観光資源として大いに評価されるようになってきている。観光資源としての地域住民は,観光者を受け入れるという意味で観光実践を行うと同時に,日常生活を営んでいる。本報告では,生活者としての側面を保持したままの観光実践を求められた地域住民のあり方を,彼らの側から検討する。具体的には,徳島県三好市東祖谷地域を研究対象地として,観光のまなざしと地域住民の関係性を検討する。
コメンテーター:神田孝治(和歌山大学)
連絡先:香川雄一(滋賀県立大学)
E-mail:kagawa[at]ses.usp.ac.jp
2014/01/08