日本学術会議主催の学術フォーラム「持続可能な社会の実現に向けた草の根活動の振興―IYGU(国際地球理解年)の試み」が下記の通り開催されます。ポスター(PDF)もご活用ください。
日時:平成28年12月3日(土)13時~17時(受付:12時30分~)
会場:日本学術会議講堂(入場無料・定員250名)
日本学術会議(東京都港区六本木7-22-34)、東京メトロ千代田線「乃木坂駅」下車、5番出口(青山霊園方面)より徒歩1分
主催:日本学術会議
後援:日本地球惑星科学連合、地理学連携機構、日本地理学会、IYGU広島RAC
開催趣旨
今日、地球環境に対する人の影響が増大しさまざまな地球規模の環境問題を引き起こしている。これらの問題を解決し持続可能な社会を実現するため世界の多くの科学者が2015年からフューチャー・アース計画の下で学際的・超学際的研究を強化しつつあるが、優れた研究がどんなに行われてもそれだけでは世界は変わらない。私たち一人ひとりがグローバルな問題を理解して足元から改善にむけ取り組むことが不可欠である。2015年9月、ICSU(国際科学会議)、ISSC(国際社会科学協議会)、CIPSH(国際哲学人文科学協議会) は合同で2016 年をIYGUとすることを宣言した。本フォーラムでは我が国で人々に地球温暖化、地球規模の汚染拡大や環境劣化などのグローバルな問題に目を向けてもらうにはどうしたらよいか、草の根の活動の振興、科学者がどのように向き合うべきかなど、事例紹介と学際的講演を踏まえて議論したい。
プログラム
総合司会
春山 成子【日本学術会議連携会員、三重大学大学院生物資源学研究科教授】
13:00-13:10:挨拶、趣旨説明
氷見山 幸夫【日本学術会議第三部会員、北海道教育大学名誉教授】
13:10-13:30:地域理解・地域振興とIYGU日本の活動
岡橋 秀典【広島大学大学院文学研究科教授】
13:30-13:50:地理空間情報科学とIYGU
小口 高 【日本学術会議連携会員、東京大学空間情報科学研究センター長】
13:50-14:10:科学地理オリンピックとIYGU
井田 仁康 【日本学術会議連携会員、筑波大学人間系教授】
14:10-14:30:シンボル種オオサンショウウオの草の根型保全活動と地域・自治体・大学の協働
清水 則雄 【広島大学総合博物館助教】
14:30-14:50:草の根の地理空間情報活用コミュニティの活動
古橋 大地【青山学院大学地球社会共生学部教授】
14:50-15:05:休憩
15:05-15:25:地球理解年とESD・持続可能な開発のための教育実践
小金澤 孝昭 【日本学術会議特任連携会員、宮城教育大学教授】
15:25-15:45:臨床環境学の挑戦
高野 雅夫【名古屋大学大学院環境学研究科持続的共発展教育研究センター教授】
15:45-16:05:フューチャー・アースとIYGU
春日 文子【日本学術会議連携会員、フューチャー・アース国際本部事務局日本ハブ事務局長】
16:05-16:50:総合討論 講演者全員
司会:戸所 隆【日本学術会議連携会員、高崎経済大学名誉教授】
16:50-17:00:まとめと閉会挨拶
奥村 晃史【日本学術会議連携会員、広島大学大学院文学研究科教授】
お申込み:日本学術会議ウェブサイト(https://form.cao.go.jp/scj/opinion-0003.html)、または、Fax: 03-3403-1260 にてお申込み下さい。(10月18日より参加受付開始)
お問合せ先:日本学術会議事務局 企画課学術フォーラム担当、電話:03-3403-6295
2016/09/27