『人文地理』投稿規定・執筆要領の補訂について

人文地理学会ウェブサイト「『人文地理』投稿のお誘い」に掲載されている,投稿者のための諸文書を補訂しました(6月初旬刊行見込みの1号に掲載される文書も同様です)。
https://hgsj.org/kaishi/toukou/

これらの文書の補訂に際しては,どこが変更点なのかがわかりにくいため,この場をお借りして補足いたします。投稿を検討されている会員にとって重要な点は,下記4点となります。

(1) 投稿原稿のファイル形式に関して,PDFを原則としていましたが,Wordファイルを原則とするように改めます(投稿規定4「投稿手続き」)。これは,本文が容易に検索できるようにして,査読作業を助けるためのものです。ただし,Wordファイルでは表現しにくいデータや,Wordファイルへの転換で問題が生じる場合には,PDFで投稿していただいて差し支えありません。

(2) 前項に関連して,原稿送付状を一新し,刷り上がりページ数が計算できるように設定したExcelファイルを用意しました。これは,投稿前に分量の超過の有無をご確認いただき,超過を理由とする返却が生じるのを防ぐためのものです。これに伴い,原稿送付状の『人文地理』1号への掲載は,今後,割愛いたします。

(3) 論文本文での文献引用箇所に黄色マーカーを施すことに関して,「○○(2020)」や「(○○,2020)」などの,本文中で文献の引用を示す箇所だけにマーカーを施せばよいことを強調しました(執筆要領7「本文」)。これは,引用された文章全体にマーカーを施す必要があると誤解されるのを防ぐためものです。

(4) 文献表の書誌情報の例示に,キャピタリゼーションに関して誤っている例があったのを修正しました(執筆要領11「文献」)。英語での書誌情報(和文文献の英訳情報も含む)におけるキャピタリゼーション(各単語の1文字目を大文字にする処置)は,論文・単行本の題目では行わず,雑誌名のみ行います。ただし,題目・副題の最初の単語,および固有名詞はキャピタリゼーションします。なおドイツ語など名詞を大文字にする言語では,それぞれの言語のルールに従います。

以上,投稿を検討される会員の皆様におかれましては,ご留意いただければ幸いに存じます。編集委員会では多くの会員の皆様からのご投稿をお待ちしております。

『人文地理』編集委員会

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